2022/08/17 00:02

お子さんのミズイボについて

ミズイボは、小さなお子さんに出来て増える事が多い、細かいツルッとしたブツブツです。

当院では現在、お子さんのミズイボ摘除は積極的にはおこなっておりませんが(取っても取っても次々と出来てしまってキリがない場合も少なくないが、子どものうちに免疫を獲得して自然治癒する、命に関わらない疾患であるためです)、

もし保護者の方が「麻酔テープを貼ってからの摘除」を希望される場合は、「9時か3時に受付に(お子さんご本人も)来た方のみ」となります(予約制ではありません)。医師が麻酔テープを貼り、それから1時間後にピンセットで1個ずつつまんでとります。保護者の方にお子さんを抱っこしていただくなどのご協力が必要です。

混み具合や道具の都合などで、摘除はできない場合もあります。

(麻酔テープを貼っても、摘除時の痛みは完全にはなくなりません。全てのミズイボを取れるわけではありません。)

(感染症ではありますが潜伏期間も長く、「ミズイボがある子ども」のプール利用を制限してもミズイボにかかる子どもは減らない、という報告もあります。)

ただし、ミズイボをかきこわしたり炎症が強くなりした後に膿んできてしまいトビヒになってしまった場合は、プールに入れずトビヒの治療が必要です。その場合は早めに受診して下さい。